【「行政書士」ってどんなお仕事?】

2022年12月5日

「行政書士」ってどんなお仕事?

2021年度渉外交流委員会の岡嶋俊哉(行政書士法人アーネスト法務経営事務所)と申します。

YEGには多く「士業」の方がいらっしゃいます。

弁護士は、争いがあったときをはじめ、高度な法律知識で困り事を解決してくれます。

税理士は、税金のプロフェッショナル。公認会計士は、大きな会社の監査を行い、

社会保険労務士は、その名のとおり社会保険や労働者など人材に関して的確なアドバイスをしてくれます。司法書士は不動産・会社など商業登記、宅建士は、不動産取引、中小企業診断士は、経営に関する助言、弁理士は、商標や特許などの知的財産関係。

それぞれ大枠の専門があります。

「行政書士」の仕事は、これ以外の全部です。

具体的には、各省庁・都道府県庁・運輸局・警察署・出入国在留管理局などに対する複雑な申請に関して、

その申請書を作成したり、申請を行ったりと、

行政と、市民の皆さんとの架け橋となるお仕事です。

キーワードは「許可申請・認可申請」

例えば、建設業・運送業・古物商営業・種類販売業・飲食店営業・産業廃棄物業など、

ビジネスを始めるにあたっては、国や都道府県からの許可が必要となります。

そして、その申請手続は、行政手続法をはじめ各種法律に基づいて組み立てられています。

手続には大きな労力と時間が必要です。

その負担を少しでも軽減させるのが私たち「行政書士」です。

YEGには行政書士が何名も在籍していますが、

医者が外科・内科・耳鼻咽喉科・眼科と専門を持っているように、

私たちも各々専門を持っています。

私の専門は「在留資格の諸手続」です。

外国の方に働いてもらいたい、というときには、その外国の方が「ライセンス」を持っているかどうかを確認しなければなりません。

運転免許を持っていない人が運転できないように、

適切な在留資格を持っていない外国の方は、日本で働くことができません。

在留資格は、かなり種類が多く、また、申請手続も他の許認可とは異なり独特です。

「知ってほしい在留資格制度」と称して、オンラインでセミナーを行いますので、ぜひお越しください。

なお、弊社の行政書士3名は、それぞれ異なる専門を持っています。

また、法人設立や、遺言相続・補助金等申請サポートなど、複数の士業が関与するような相談があった場合でも、

信頼できる方にお繋ぎすることができますので、お気軽にお問い合わせください。

現在、大学で心理学を学んでいます。将来は、公認心理士×行政書士として活躍していきたいと思っています。

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行政書士法人アーネスト法務経営事務所

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048-711-3046